レーベンスクラフト株式会社
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平成4年度 新医療技術開発研究
(37-(1))4-1-1-(1)

治療・看護の業務軽減と患者教育を目的とす
る映像情報システムの開発
(1)国立療養所刀根山病院 院長  矢野 三郎
内科医 伊藤正己
(2)レーベンスクラフト(株) 谷 白糸  山下 晴郎
佐々木 明彦  木下 紀彦
窪田 剛  木下 美保子
 
1.要約
本研究は、双方向ケーブルテレビの技術を応用した病院内の映像情報システムの開発を目的とし、さらに、運用面において、当該システムを活用して、患者教育および治療看護の業務軽減(省力化)を図るための臨床実験を行うものである
2.研究目的

患者自身に強い闘病意欲があるか否かによって、同じ治療を施してもその効果に大きな差異が生じることは医療スタッフであれば等しく認めるところである。病気や治療に対する理解度、スタッフに対する信頼感の程度、病室環境のアメニティによって、患者の心理と意志は大きく左右される。ここのペイシェントエデュケーション(患者教育)の重要性がある。さらに、人口高齢化と疾病構造の変化により、慢性疾患の指導や、在宅ケアについての指導など、患者の理解を得、自立を促すことが治療の中でますます大きなウエイトを占めつつある。

もし、患者の不安心理を取り除き、スタッフとの信頼関係を高めるための、ニューメディアを駆使した人手や時間をとらないコミュニケーション装置があれば、その効果は明らかである。医療スタッフにとっては業務の軽減と、より深い直接的なケアのための時間の確保、入院日数の短縮と病院経営の合理化を図ることができる。

本研究は、
(1)双方向ケーブルテレビ技術を適用とした病院内の映像情報システムの開発と、
(2)その臨床応用と評価および、
(3)具体的な映像ソフト(ビデオ)の開発を目的としている。本研究が目的とするシステムは映像メディアを使った患者サービスのための病院設備であり、同時にドクターやナースをはじめとする医療スタッフをバックアップし、より質の高い、人間的で心のこもった治療と看護に貢献するシステムであるといえる。3.研究成果病院内映像情報システム(システム名「ホスビジョン」)については、コンピュータソフト、ハードとも開発を終え、機能性、操作性などの評価と研究を重ね実用段階に達している。

研究成果
(1)システムの概念
 ホスビジョンシステムは、ハード的には、各病床毎に設置した端末ユニットと病院内に設置する放送センター、ナースステーション設備および、屋上のアンテナ部により構成され、それらを建物内のテレビ共同アンテナ線(同軸ケーブル)で結ぶものである。放送センターからは、病院独自の自主放送の送出と一般放送の再送信を行い、各端末で受信できる。放送センターおよびナースステーションからは、任意の個別またはグループの端末(患者)に対して連絡放送を送出することができる。
(2)システム機能
連絡放送は、放送センターもしくはナースステーションのカメラマイクを通して、患者側端末に職員の表情、音声(またはビデオ)を送るものである。現在、本システムによる連絡放送の臨床実験では、個別の患者に対して、病気の説明、検査前や術前のオリエンテーション、栄養指導や服薬指導を実施している。
 病院自主放送は、タイマー設定で自動的に放送され、最大23チャンネルのキャパシティがあり、患者は自由に見たい番組を選択できる。病院案内、入院オリエンテーション、病気の説明、健康に関するもの(予防医学)、退院後の在宅医療やリハビリの指導といった内容ばかりではなく、安らぎを与える環境ビデオや病院職員の手作りによる各種病院行事、教室、サークルや講演会の録画、教養を深めるものなど考えられる利用内容、範囲は非常に幅広い。その他、本システムの機能を活用すれば、病院内の催しや手術室の実況中継、テレビ電話、ベッドサイドモニターに検査データを映し出すことなども技術的には可能である。


今後の研究課題
今回発表した研究成果は研究計画の中では中間のものであり、ハードシステムの一応の完成を見たとはいえ、各医療機関における臨床応用例とその評価を数多く積み重ねていきたい(ケーススタディ)。また、有用な映像ソフトの開発も当然の課題であると考えている。本システムを試験的に設置している病院で患者アンケート調査を実施し、希望する番組内容を聞いたところ、栄養指導や入院オリエンテーションなど具体的な要望が多数寄せられた。また、自分のかかっている病気以外であっても、がんや糖尿病、高血圧など、予防医学的な内容のソフトに対する関心の高さに驚いた。サービスとしての映像(一般テレビ)ばかりではなく、健康や医療に関する情報、病院スタッフの手作りの番組などに対する潜在的なニーズは非常に高いと考えられる。

 

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