田七人参は世界が注目する漢方生薬。

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レーベンスクラフトは生化学研究を進めています


PHOTOレーベンスクラフトでは、中国生薬・田七人参に関する研究を平成8年度より本格的に開始し、 委託研究機関となる高知工科大学(物質環境システム工学科)を中心に各研究機関で様々な研究に取り組んでまいりました。その田七人参の研究の最新レポートを紹介します。



DNA解析による田七人参の効果
2002年5月よりレーベンスクラフトでは、 田七人参が体内におよぼす効果を遺伝子・蛋白質レベルで解明するべく DNA解析の研究を開始し、現在も進行しております。


■ラットの遺伝子発現に対する田七の経口投与の影響について
●試料: 田七微粉末(20、30、または60頭)
●ラット: Wister、Sprague-Dawley、またはmale 5~6-weeks-old6rats/group(投与群と対照群)
●投与量: 100mg/kg
すなわちラットの体重が200gの場合には20mg/200gbody weightを5ccの懸濁液としてゾンデで1日1回飲ます。
●投与期間: 4日、1日
●対象臓器: 肝臓・腎臓・心臓・脳・脾・筋肉
●遺伝子: 10万のうち現在判っている遺伝子は1万くらい
●DNA chip: 2枚/1セットとする
●目標: 遺伝子レベルでの解析― ―>蛋白質レベルでの解析― ―>酵素、レセプターレベルでの解析(Ex.プロテオーム)
●CLONTECH: Atlas Pure Total RNA Labeling System
■「肝臓に対する田七の効果」解析結果
3タイプのラット(コントロール(何も与えていない)、田七一回投与、田七四回投与)に組み分けし、それぞれの肝臓細胞のmRNA(メッセンジャーRNA)を摘出し、DNAチップにより反応の違いを比較しながら、遺伝子・蛋白質レベルでの田七の効能を解析する。

コントロール 1回投与 4回投与
コントロール 1回投与 4回投与
コントロールラットの肝細胞との比較により、明らかな反応が見られたのが、ウィルスの増殖を抑制する「インターフェロン」や免疫媒介物質「インターロイキン」の反応である。またプロスタグラジン、心房性ナトリウム利尿因子などの血管拡張、血圧降下作用、利尿作用に働く因子の反応も高かった。細胞増殖・分化作用を持つインスリン様成長/増殖因子や、ホルモン・神経伝達物質の分泌調整に働く因子・エンドセリンなどの反応も高く発現している。 これらは田七人参の代表的な効能とされる免疫力向上や血流改善効果を裏付けるものとして捉えることができ、また体を正常な状態に導くという点において、代謝や調整に働く肝臓の主要因子を活性化させている事実からも裏付けになると考えられる。

 =コントロール:4回投与DNA解析表= =コントロール:1回投与DNA解析表=

※尚、ここに掲載しているのは田七の肝臓DNA解析研究の一部の要約として報告しており、更に詳細な研究結果・内容が報告されています。(正式な研究報告は論文として公開)

・Interferon gamma
「インターフェロン」
virusの増殖を抑制するgamma(インターフェロン)

・Prostaglandin E receptor 1 (Subtype EP1)
「プロスタグラジン(ホルモン物質)E・受容体」
血管拡張、血圧降下、胃液分泌抑制、腸管運動亢進、子宮収縮、利尿、気管支拡張、骨吸収、免疫抑制などの生物活性が知られ、分娩促進剤、血管拡張剤として実用化されている。

・Natriuretic peptide precursor A (pronatridilatin, also Anf, Pnd)
「心房性ナトリウム利尿因子・ペプチド前駆物質」
強力な利尿、ナトリウム利尿作用、血管拡張および血圧降下作用を示すペプチド性ホルモン。

・Insulin-like growth factor-binding protein (IGF-BP3) / Insullin-like growth factor
「インスリン様成長/増殖因子・結合蛋白質」
細胞増殖を促進させる。また生体では、血糖降下作用、骨成長促進作用を示す。

・Interleukin 2 recepter, beta chain / interleukin 18
「インターロイキン」
免疫担当細胞の産する免疫媒介物質

・Endothelin 1
エンドセリン1
多様な細胞内シグナル伝達系を活性化。ホルモン・神経伝達物質分泌調整、細胞増殖、分化作用などの作用が推定される。



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